映画『素晴らしきかな、人生』エドワード・ノートンが演じるのは、娘に嫌われるこじらせ親父

2017/02/17 10:00|映画・TV
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『プラダを着た悪魔』(2006)で恋に仕事に奮闘しながら、人生で一番大切なことの見つけ方を描き、世界中の女性を夢中にさせたデヴィッド・フランケル監督の最新作『素晴らしきかな、人生』が、2017年2月25日(土)より全国公開となる。

フランケル監督のもとには、ウィル・スミス、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンら、アカデミー賞®受賞&ノミネート俳優が結集。華やかさと演技力を兼ね備えた名優たちの珠玉の演技が物語を盛り上げる。

『素晴らしきかな、人生』の舞台はニューヨーク。華やかで、時代の最先端を走る広告代理店の代表ハワード(ウィル・スミス)。だが、彼は最愛の人を失ったことで、自分の人生を見失ってしまう。そんな人生ドン底を迎えた男の前に、ある日突然現れたのは3人の奇妙な舞台俳優たち。彼らとの出会いによってハワードの人生に変化が…。

大人になるとき、誰もがいちどは、人生のドン底を経験する。失恋、家族や友人との別れ、仕事での失敗──理由は人それぞれだけれど、何もかもが上手くいく人生なんてあり得ない。悲しみを乗り越える「ヒント」とは──?恋に仕事に一生懸命な女性を励ましてくれた『プラダを着た悪魔』、『マイ・インターン』に続き、今度はすべての大人たちに、人生の試練から再び歩き出す力を与えてくれる。

『素晴らしきかな、人生』は豪華キャスト達の夢の共演が見どころの一つ。実力派俳優たちが、クセのあるキャラクター達に見事に命を吹き込んでいる。実はもともと、脚本上ではそれぞれの役の性別、人種、年齢に関する制限はほとんどなかったという。デヴィッド・フランケル監督は撮影中にもキャラクターとセリフを俳優に合わせて練りあげ、俳優の意見も丁寧に取り入れることで素晴らしいアンサンブルを作り上げた。

素晴らしきかな、人生

映画『素晴らしきかな、人生』エドワード・ノートンが演じるのは、娘に嫌われるこじらせ親父 ©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC

その中でも今回はエドワード・ノートン演じるホイットという人物に注目したい。ハリウッドきっての演技派が今回演じるのは、娘を持つ父親の多くが感情移入してしまいそうな哀しくも愛すべき“こじらせ親父”なのだ。
素晴らしきかな、人生

映画『素晴らしきかな、人生』エドワード・ノートンが演じるのは、娘に嫌われるこじらせ親父 ©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC

ホイットは主人公ハワードの3人の親友たちの一人で、もともとはハワードのパートナーとして会社の名前に名字が入るほどの人物。自信と才能に溢れた、誰もが羨むニューヨークのエリートだ。ハワードは家族を失った悲しみからドン底に突き落とされるが、実は、ホイットは自らが撒いた種がきっかけでドン底の縁をさまよっている。自身の女性問題から結婚生活は破綻、妻には莫大な慰謝料を支払い、娘からは嫌われ、今ではクイーンズに住む認知症の母親と暮らしている。その上、無気力になったハワードの影響から会社は倒産寸前なのだ。

エドワード・ノートンは「なかなか本物の愛を見つけられずにいる人たち、わが子との関係がうまくいっていない人たち、あとは、ほかのさまざまな問題を抱えている人たちには、ホイットの状況がよく理解できると思います」と語る。続けて、「ホイットは、経済状態が回復すれば、娘との関係を修復できるのではないかとある程度信じているんじゃないでしょうか。でも、この映画の大部分で描かれているのは、自分が抱える問題に対する解決策が、考えていたもの、あるいは必要だと思っていたものとは違うことに気づいていく過程なんです。つまり、自分自身の真実と向き合うことを描いているんですよ」とインタビューで語るように、本作は現代社会において人間関係で悩む人々にとっても、人生を乗り越えるヒントがもらえる内容になっていることがうかがえる。
素晴らしきかな、人生

映画『素晴らしきかな、人生』エドワード・ノートンが演じるのは、娘に嫌われるこじらせ親父 ©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC

今回解禁された画像では、そんなホイットが気まずそうに娘と立ち話をしている。聡明で純粋な彼の娘は母親を傷つけた人物を許すことができず、週に一度の面会日にも笑顔を見せることができない。挙句の果てに、ホイットが彼女を喜ばせるために入手したあるミュージカルのプラチナチケットも、一言でバッサリと断ってしまう…。

本作には様々な問題を抱えた人物が登場する。わが子との関係がうまくいかずに悩んだ経験がある世の親たちは、きっとホイットに共感せずにはいられないだろう。そしてそんなキャラクターを、怪演俳優との呼び声高いエドワード・ノートン自身が監督と共に作り上げたという点も興味深い。ホイットという人物がいかにして自身の問題と向き合うのか。ドン底から這い上がるヒントが、きっと劇場で見つかるはずだ。

映画『素晴らしきかな、人生』は、2月25日(土)より 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー!


公式サイトはこちら

配給:ワーナー・ブラザース映画
©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC


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