イギー・ポップ率いる伝説のバンド=ザ・ストゥージズのドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』トークイベントにギターウルフのセイジが登場!

2017/08/21 13:00|映画・TV
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ジム・ジャームッシュ監督によるロック・ドキュメンタリーで、イギー・ポップがフロントマンを務める伝説的バンド「ザ・ストゥージズ」を追いかけた『ギミー・デンジャー』。同作が8月18日(金)に、新宿シネマカリテで開催されていた「カリテ・ファンタスティック・シネマ・コレクションのクロージング作品として上映され、上映前のゲストとして、ザ・ストゥージズのファンで、7月に米オークランドで行われた音楽フェスティバル「Burger Boogaloo 2017」でイギーと競演し、世界的に活躍しているロックバンド、「ギターウルフ」のセイジが登場した。

ギミー・デンジャー

イギー・ポップ率いる伝説のバンド=ザ・ストゥージズのドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』トークイベントにギターウルフのセイジが登場! © 2016 Low Mind Films Inc

本作についてセイジさんは「アメリカのバンドドキュメンタリーは、つまんないインタビューばかりのものが多いけど、これはイギーがたくさんしゃべってて、あの時代の暴れてる頃の映像も多くて面白かった」と感想を語る。

とくにセイジさんは、ザ・ストゥージズのライバルで、当時のデトロイト系のパンクの雄として活躍した「MC5」の存在にも言及。「一番興味があったのは、イギーやストゥージズとMC5がデトロイトでどういうライバル関係にあったか? ということ。あの時期にライバルがいたおかげで、2つのバンドはすごくなっていったと想像していました。その辺がよく描かれていて、たまんなかった」と嬉しそうに語った。

セイジさんが、イギーを初めて見たのは1998年の第2回フジロックフェスティバル。ギターウルフが出演したステージのトリをイギーが務め、セイジさんもその場にいたという。「会場で見てたんだけど、出番になってもイギーは30分くらい出てこないんですよ。『いい加減にせい! イギー!』って怒り気味で待ってても、なかなか出てこず、パッと見たら、光の中に立っていて、人間の形をした野獣のようで、オーラがすごくてびっくりした」と振り返る。

また、つい最近、7月にアメリカのオークランドで開催された音楽フェスティバル「Burger Boogaloo 2017」でも、ギターウルフとイギーが同日の出演を果たしているが、セイジさんは「最初にオファーがあったときは、俺たちがトリを務めるって話だったけど、イギーの出演が決まって、イギーがトリになった(笑)」と内情を暴露。「楽屋で握手してもらおうと思って、(パフォーマンス後に)待ってたんだけど、なかなか来ない。どうしたかと思ったら、ステージの横に黒いリムジンが来て、ドアが開いてステージに飛び移り、演奏が終わったら、すぐにまた黒いリムジンに乗って帰っちゃって、挨拶もできず残念でした…(苦笑)」と明かす。このステージでのイギーについては「1998年に見てから20年近く経ってて、70歳だけど、筋肉ムキムキで、出てきていきなり客席にダイヴ! なんだ、このジジイ!ケタが違うって思いました。いろんな外タレのパンク連中を見てきたけど、イギーのパワーは他を隔絶してる」と改めてイギーの偉大さをたたえた。

イギーが最新アルバムを最後に引退をすることをほのめかしてるとも報じられているが、この噂については「ホントかな、それ?」と疑わしげ。「宮崎駿作戦かもしれないよ(笑)」と語り、会場は爆笑に包まれていた。

そして「いまの歳のイギーをまた日本で見たいね。みんなびっくりすると思う」と来日を熱望。改めて映画について「イギー・ポップはケタが違うから! ぜひ楽しんで!」と力強く呼びかけていた。

『ギミー・デンジャー』は9月2日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。


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配給:ロングライド
© 2016 Low Mind Films Inc


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