リリー・フランキー「障害のある人が主人公なんだけれど、すげえ馬鹿映画の面白いのを見た」と言ってほしい!『パーフェクト・レボリューション』完成披露試写会レポート

2017/09/08 11:06|映画・TV
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主演リリー・フランキー、ヒロイン清野菜名が体当たりの演技で挑んだ、実話を基にした映画『パーフェクト・レボリューション』が、9月29日(金)TOHOシネマズ 新宿他にて全国公開となる。

「身体障害者だって恋をするし、セックスもしたい! 障害者はただの人間なんです!」。重度の身体障害を持ち、車椅子生活を送りながら、障害者の性に対する理解を訴えるために活動するクマ。彼が恋に落ちたピンクの髪の美少女ミツは、人格障害を抱えた風俗嬢だった――。どんな不可能も可能にする、ハチャメチャだけど純粋な、クマとミツの“最強のふたり”のラブストーリーがいま始まる!

そして7日、舞台挨拶付き完成披露試写会が実施された。リリー・フランキー、清野菜名、そしてクマとミツを見守る介護士・恵理役の小池栄子、松本准平監督、企画・原案の熊篠慶彦が登壇。また、リリー自ら「『BABY BABY』を使わせて欲しい」と劇中曲をオファーした峯田和伸(銀杏BOYZ)さんがサプライズの花束ゲストとして登場した。

パーフェクト・レボリューション

リリー・フランキー『障害のある人が主人公なんだけれど、すげえ馬鹿映画の面白いのを見た』と言ってほしい!『パーフェクト・レボリューション』完成披露試写会レポート ©2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会

車椅子生活を送りながら障害者の性に対する理解を訴える活動をするクマ役のリリーは、企画・原案の熊篠慶彦とは10年来の仲で「恋愛や性について障害者と健常者にずれがあることを2人でロフトプラスワンでずっと話していたけれど、全然広く伝わらず。でもこうやって映画になったことで熊篠君の活動がもう少しロフトプラスワン以外のところで聞いてもらえるのが嬉しい」と映画完成に喜んだ。劇中では電動車いすを運転しての演技となったが「最初は大変だったけれど、自分は車の免許を持っていないので、これいいな!と思った。これに乗って銀座に行きたいね」と余裕の笑み。熊篠からは「遠巻きに見たら脳性麻痺のおっさんになっていましたよ」となりきりぶりを褒められていた。

そんなクマに熱烈な愛を注ぐ人格障害を抱えるミツ役の清野は「台本をもらって、それと同時に監督から“ミツの笑顔と清野さんの笑顔はピッタリだ”との手紙をもらいました。それは初めてのことだったので嬉しくて、台本も面白かった。頭の中でミツが勝手に動き出していたので、私、絶対にやるな!と思って、興味しかなかった」とオファー当時を回想。撮影では冬の海にも入り「雪が降るかもしれないと言われていた日。すごく寒かったけれど、服の中にお湯を入れてもらって5時間くらいやりました」と女優魂を報告した。

クマとミツの不器用な恋愛模様を見守る介護士・恵理役の小池は「クマとは家族のように寄り添う介護士役で、そこにミツが参加してクマとミツの間に愛がはぐくまれていく様子が見ていて楽しかった。二人ともぴったりでした」とリリー&清野カップルに太鼓判。小池曰く熊篠とリリーは「居心地の良さが似ている」、「初めましてなんだけれど、そうじゃない風に思える。ゆるい空気を持っているのが似ている」と話した。そんな小池にリリーは「介護士役の小池さんにはお風呂にも入れてもらって、あの小池栄子に髪の毛を洗ってもらうというのは男としてアガリだと思った」と欲望丸出しだった。

またスペシャルゲストとして登場した峯田が「劇中曲の『BABY BABY』は、リリーさんから『今作っている映画に使いたい』とメールが来たので、こちらはすぐにお願いします!という感じでした」と直接オファーの舞台裏を明かすと、リリーは「曲のエネルギーに助けてもらおうと思ってメールを出したら、7秒くらいでOKの返事が来た」と男気に感謝しきりだった。

最後にリリーは「観客の皆さんにはこの映画を観た後に『障害のある人が主人公なんだけれど、すげえ馬鹿映画の面白いのを見た』と言ってほしい。観る前にあまり緊張すると後で損した気持ちになりますよ」と笑わせながら「世間には障害のある人が出ている映画は重くなくてはいけないという風潮があって、笑えるようなものは不謹慎だなんていわれることがあるけれど、不謹慎という言葉自体が差別。ストーリーの半分以上が熊篠君の実話に基づいて作られているし、一つの笑えてポップな映画として楽しんでほしい」と本作に込めた思いをメッセージした。

映画『パーフェクト・レボリューション』は、9月29日(金)TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開!


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制作・配給:東北新社
©2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会


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