映画『不都合な真実2:放置された地球』決して楽ではなかった密着取材の中で製作陣がみた元副大統領アル・ゴアの本当の姿とは?

2017/11/08 12:00|映画・TV
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年に公開され、第79回アカデミー賞で2部門受賞し、ノーベル平和賞を授与されたアル・ゴア元・米副大統領の伝説的ドキュメンタリー『不都合な真実』。その続編であり、2020年にオリンピック・パラリンピックを控え、“環境にやさしい大会”、“環境都市”の実現を目指す東京で開かれる第30回東京国際映画祭のクロージング作品にも選ばれた『不都合な真実2:放置された地球』が、11月17日(金)より日本公開となる。

不都合な真実2:放置された地球

映画『不都合な真実2:放置された地球』決して楽ではなかった密着取材の中で製作陣がみた元副大統領アル・ゴアの本当の姿とは? ©2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

アル・ゴアが前作で語った「真実」は世界の意識を変え、地球は美しく生まれ変わっているはずだったにも関わらず、あれから10年、地球はかつてないほどの危機に瀕している。世界的エコムーブメントが巻き起こった後のこの10年間に果たして何が起こったのか。今語られる衝撃の「現在(いま)」を突き付ける一方で、多くの逆境に立たされながらも戦い続けるゴアの姿に胸を打たれるドキュメンタリーに仕上がっている本作。
不都合な真実2:放置された地球

映画『不都合な真実2:放置された地球』決して楽ではなかった密着取材の中で製作陣がみた元副大統領アル・ゴアの本当の姿とは? ©2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

本作を製作するにあたって、共同監督を務める、ボニー・コーエンとジョン・シェンクは、前例のないほどの密着取材をゴア側に希望。監督の操作なしの実生活、自然な対話、出来事を壁にとまるハエのように詳細まで捉えて撮影するドキュメンタリースタイルで、複雑な人間関係も明らかにし、フィクションのように感動的でドラマチックな作品に仕上げた。

アル・ゴア元副大統領という現代の歴史に残る人物を制限なく撮影する機会は大変稀で、わくわくするような状況であったと同時にゴアが赴く場所によっては根本的に難しいことも多く、観察に基づいた映像を撮る製作者は計画を立てていても、それに従うことが叶わないなど困難も多かったという。「ゴアは大変協力的だったが、警備がいたり、他者との機密情報を含む会議に参加していたりする場合には、相手が撮影を予期していない可能性もあり難しかった。常に交渉を行い、明らかに不快と感じられる場面では、なぜ撮影させてほしいのかを説明する必要もあった。でもゴアには生まれ持ったセンスがあったので、私たちがなぜ終始撮影をさせてほしいのかについて、多くの場合、理解してくれていた」と撮影を振り返るコーエンとシェンクの二人。必要となったらシェンクとコーエンは黒子のようになり、ゴアもカメラの存在を忘れたことがよくあったのだそう。
不都合な真実2:放置された地球

映画『不都合な真実2:放置された地球』決して楽ではなかった密着取材の中で製作陣がみた元副大統領アル・ゴアの本当の姿とは? ©2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

結果として、劇中では、ゴアがマイアミの洪水の中を歩いた後にずぶぬれの靴下を脱いでいたり、交通渋滞を避けてパリの混雑した地下鉄に乗っていたりする大変私的な映像から、国務長官らとの私的会合の様子、台風の生存者の胸が痛むような話を聞き深く共感するゴアの姿など多岐にわたる映像の数々が収められている。

また、プロデューサーであるリチャード・バージが「ゴアを追うにつれ、信じられない出来事が目の前で次々に起こるんだ」と明かす通り、劇中では、パリでのテロに遭遇、やっとの想いで締結させたパリ協定がドナルド・トランプ現大統領によりまさかの離脱宣言がなされるなど衝撃の出来事も頻発、浴びせられる称賛と批判、次々に起こる困難に立ち向かう一人の男の激動の人生はまさしく映画そのもの!監督のシェンクが「ゴアほど映画に適した人物を探せと言われたら、困ってしまう。創り出せと言われても無理だ」と断言するゴアの姿に是非注目していただきたい。

映画『不都合な真実2:放置された地球』は、11月17日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開!


公式サイトはこちら

©2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved.


  • twitter

    facebook