「ついでに」の丁寧な言い方を知りたいですね。
実は、ついでにという表現は、相手に対して少し軽い印象を与えることがあるかもしれません。
でも心配しないでください！ついでにの代わりに使える丁寧な表現がいくつかあります。
では、それぞれ詳しく紹介させて頂きます。
まず第一に考えられるのは、「おまけに」です。
これは、「ついでに」と同じように何かをする時に、別のことも同時に行うことを意味します。
しかし、「おまけに」は軽い印象を避けて、より丁寧な言い方として使えるのです。
次に挙げられるのは、「ついでながら」です。
これは、「ついでに」と同じく他のことも同時に行うことを示す表現ですが、少し丁寧なニュアンスがあります。
「ついでに」と比べると、相手に対して敬意を示せるので、会話や文章でも活用してみてください。
最後にご紹介するのは、「兼ねてから」です。
これは、長い間気になっていたことややっておきたいことを、他のことと同時に行う場合に使います。
同じく、「ついでに」と比べると丁寧さが増し、相手に対しても丁寧な印象を与えることができます。
以上が、「ついでに」の丁寧な言い方のいくつかです。
「おまけに」や「ついでながら」、「兼ねてから」という表現を使って、相手に対しても丁寧な印象を与えることができますよ。
それでは詳しく紹介させて頂きます。
「ついでに」の丁寧な言い方の例文と解説
1. 一緒に行くついでにお昼ご飯を食べに行きませんか？
一緒に行く際に、お昼ご飯を食べに行く機会もありませんか？
2. ちょっとお願いがあるんだけど、ついでに手伝ってもらえますか？
お願いがあって、そのついでに手伝ってもらえませんか？
3. ゴミ出しのついでに郵便局に行って、書類を送ってきてもらえませんか？
ゴミを出しに行くついでに、郵便局に行って書類をお願いしてもいいですか？
4. 買い物に行くついでに、お米を買ってきてくれないかな？
買い物に行く機会に、お米を買ってきてくれないでしょうか？
5. ウチの子、学校へ行くついでに、近所のスーパーで買い物をお願いしているんです
ウチの子は学校へ行く際に、近所のスーパーで買い物をお願いしているんです。
6. この本を図書館に返すついでに、新しい本も借りてくれる？
この本を図書館に返す際に、新しい本も借りてくれませんか？
7. 家族と旅行に行くついでに、友達に会ってお土産を買ってくる予定です
家族と旅行に行く際に、友達に会ってお土産を買ってくる予定です。
8. ついでに彼に連絡して、合コンの日程を決めてもらえませんか？
ついでに彼に連絡して、合コンの日程を決めてもらえませんかね？
9. 休みの日に家事のついでに、ゆっくりと読書時間を作ることができました
休みの日に家事をする際に、ちょっとした読書時間を作ることができました。
10. お風呂に入るついでに、洗濯物も取り込んでおきます
お風呂に入る際に、洗濯物も取り込んでおきますよ。
「ついでに」の丁寧な言い方の注意点と例文
1. お願いがある場合
「ついでに」の代わりに「お願いがあるのですが」や「お願いしたいことがあるのですが」などと言うと、より丁寧な印象を与えることができます。
例えば、「ついでに買い物してくれるかもしれない？」→「お願いがあるのですが、買い物をしていただけませんか？」と言うことができます。
2. 依頼する場合
「ついでに」のかわりに、「お手間を取らせてしまうのですが」や「お願いがありまして」などと言うと、より丁寧なニュアンスになります。
例えば、「ついでにこの手紙をポストに出してくれませんか？」→「お手間を取らせてしまうのですが、この手紙をポストに出していただけませんか？」と言うことができます。
3. 情報提供をする場合
情報を伝える際にも、「ついでに」という表現を避けることが望ましいです。
その代わりに、「ご参考までにお伝えしておきます」とか、「お知らせしておきます」と言うと、より丁寧な印象を与えることができます。
例えば、「ついでに、明日の天気予報を教えてあげるよ」→「ご参考までにお伝えしておきますが、明日の天気予報は〇〇です」と言うことができます。
注意点として、丁寧な言い方をすると、相手に負担をかけてしまう場合もありますので、相手の都合を考慮しながら適切な言葉遣いを心掛けましょう。
まとめ：「ついでに」の丁寧な言い方
「ついでに」という表現は、相手に対して無理やお願いをする際に使われることが多いですが、丁寧な言葉遣いになるように工夫することが重要です。
例えば、「ついでにお買い物をお願いしたいのですが」と言うと、相手にとってはやる気を削ぐような印象を与えてしまうかもしれません。
そこで、意識して言葉遣いを調整することが大切です。
代わりに、「お手すきの際にお買い物をお願いできないでしょうか」と言うと、相手にとっては負担にならず、協力してくれる可能性が高くなります。
このように、相手の立場や気持ちを考えた上で、丁寧な表現を心掛けましょう。
また、「ついでに」という表現自体を使わず、意図を明確に伝える方法もあります。
例えば、「お買い物だけでなく、お時間があるときにお手続きもお願いしたいのですが」と言うと、相手にはどちらもお願いしたい旨が明確に伝わります。
つまり、「ついでに」という表現自体は使わず、相手に負担をかけずに協力をお願いする言い回しを心掛けましょう。
相手への配慮を忘れずに、上手に言葉遣いを工夫することで、円滑なコミュニケーションを図ることができます。
自分の言葉遣いに気をつけることで、相手との関係も良好に保ちながら、スムーズな依頼やお願いをすることができるのです。
